普段、スーパーなどで牛乳を買うことがあっても、高級牛乳を手にすることは少ないのではないでしょうか。
高級牛乳は、日本全国の酪農家のこだわりが詰まっており、成分や加熱殺菌法、製法などもさまざまです。それぞれが個性豊かなので、一度飲めば市販の牛乳には戻れないほど虜になってしまう人もいるはず。
コチラの記事では、そんなおすすめのお取り寄せ高級牛乳を10選ご紹介します。
高級牛乳と市販の牛乳の違いや、お取り寄せ高級牛乳の選び方も解説するので、そちらも注目してみてくださいね。
高級牛乳と市販の牛乳の違い
高級牛乳と市販の牛乳のその違いは、殺菌工程にあります。
基本的に牛乳は、製造方法がほとんど同じで、どちらもゴミを取り除くために殺菌されています。
しかし、市販のものは、飲み始めから飲み終わりまで均質な味を実現するために、牛乳に含まれる乳脂肪球の大きさを細かく均質化(ホモジナイズ)して作られています。
一方で、高級牛乳は均質化せず(ノンホモジナイズ)、生乳を静止した状態で保存しています。そのため、上部にクリーム層ができるうえに、搾りたてにより近い状態の風味を味わうことができます。
また、市販の牛乳は脂肪球が均質化されたことにより、消化吸収に時間がかかりません。
しかし、高級牛乳は脂肪球が均質化されていないので、消化吸収が緩やかであると言われています。
このように、市販の牛乳と高級牛乳は、工程に違いがあり、その味わいも変わってくるのです。
お取り寄せ高級牛乳の選び方は主に3つ
普段飲んでいる牛乳とは違う牛乳を試してみたいと思っても、いざ購入しようとしたら、何を基準にして選べばいいか分からないという人もいるのではないでしょうか?
そこで、牛乳の選び方のポイントを3つご紹介。
迷ったときは、以下のポイントを参考に選んでみてくださいね。
- 牛乳の産地で選ぶ
- 牛乳の味わいで選ぶ
- 牛乳の加熱方法で選ぶ
(1)牛乳の産地で選ぶ
牛乳を選ぶときは、“産地”に注目してみるといいでしょう。
牛乳は産地ごとに味や成分に特徴があります。そのなかでも有名な産地の牛乳は多くの人に支持されているものが多いので、産地で選ぶと失敗が少なくなります。
例えば、北海道産の牛乳は、甘く濃厚で、まろやかでクリーミーな味わいが特徴的です。北海道は、牛乳の産地として有名で、年間約400万トンもの牛乳を生産しているので、迷ったときには北海道産を選ぶのがおすすめ。
また、熊本は北海道に次ぐ牛乳の生産地で有名。熊本産の乳牛から採れる牛乳は、低温殺菌タイプのものが多いのが特徴的です。
そのため、まろやかな自然な甘みにどこか懐かしさを感じるような味わいが楽しめますよ。
このように、産地の特徴を調べて購入すると、自分好みの牛乳に出会うことができますよ。
(2)牛乳の味わいで選ぶ
牛乳の味は商品によって異なり、その決め手となるのが“乳脂肪分”です。
乳脂肪分に注目して選ぶことにより、牛乳の味わい方も変わってきます。
乳脂肪分が高いと、濃厚でコクのある味わいを楽しむことができます。
一般的に、無調整牛乳は乳脂肪分が3.0%以上のものを指しますが、この数値が高ければ高いほど濃厚な味わいになります。
乳脂肪分が低いものは、あっさりとした味わいで飲みやすいのが特徴的。
低脂肪牛乳は、脂肪分が0.5~1.5%にしたものですが、コクと甘みはそのままとなっています。
いつも飲んでいる牛乳に物足りなさを感じている人は、乳脂肪分が高い商品を。反対に、牛乳は好きだけど飲みやすいものを求めている人は、乳脂肪分が低い商品を選んでみてください。
(3)牛乳の加熱方法で選ぶ
実は、牛乳の味は“加熱方法”でも変わってくるのです。
殺菌方法は、高温殺菌か低温殺菌が一般的ですが、どちらの殺菌方法を用いるかで牛乳の味に違いが出てきます。
高温殺菌は、120度以上の超高温で殺菌するため、たんぱく質が変性し牛乳のコクを感じやすい風味に。
一般的に販売されている牛乳のほとんどが、高温殺菌なので、飲みなれた味わいを楽しむことができるでしょう。
対して低温殺菌は、68度以下の低温でゆっくりと殺菌するので、熱によるたんぱく質の変性が少ないのが特徴的。
そのため、生乳により近い自然な甘みが楽しめます。
殺菌方法が異なるだけで、それぞれの牛乳の特徴を楽しむことができるので、牛乳選びの際の参考にしてくださいね。
超高級牛乳のおすすめ人気10選
ここからは、お取り寄せにおすすめの牛乳を10選紹介していきます。
初めてお取り寄せ牛乳を飲む方も今までとは違うものを試してみたい方も、自分に最適な牛乳を探してみてくださいね。
(1)タカハシ乳業 「ジャージー牛乳」
定価(税込) | 1本あたり約1,011円(送料込み) |
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内容量 | 1000ml×3 |
加熱方法 | 低温殺菌 |
レトロでどこか懐かしいパッケージが目を引く、タカハシ乳業のジャージ牛乳。高冷地でストレスなく育てられたジャージー種から搾乳された生乳を低温殺菌した牛乳です。
タンパク質やカルシウムが活き、コクのあるしっかりとした飲み心地はジャージー牛乳ならでは。
こちらは成城石井でも購入でき、美味しいと評判なので、見つけたら手に取ってみてくださいね。
(2)大山乳業農業協同組合「特選大山おいしい牛乳 900ml」
定価(税込) | 584円 |
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内容量 | 900ml |
加熱方法 | 超高温殺菌 |
120度2秒で超高温殺菌された「特選大山おいしい牛乳 900ml」は、成分無調整の牛乳です。鳥取県内の優れた生産者からの集乳で、こだわりと確かな品質が感じられます。
飲み終えたあとの再利用がしやすいかわいらしい形状の瓶も嬉しいですね。
鳥取県で製造されているので、一般のスーパーではなかなかお目にかかれませんが、牛乳好きの方はぜひ味わってみてください。
また、大山乳業といえば「白バラ牛乳」も人気が高い定番商品。高級スーパーである成城石井でも取り扱いがあり、「成城石井で買える牛乳といえば白バラ牛乳」と言われるほどの人気です。
SNSでも定期的に話題になる人気の牛乳は、牛乳好きの方に一度は飲んでいただきたい逸品ですよ。
(3)チチヤス「チチヤス牛乳」
定価(税込) | 3,348円 |
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内容量 | 200ml×24個 |
加熱方法 | ー |
チチヤスのイメージキャラクターが印刷された、可愛らしいパッケージが印象的な「チチヤス牛乳」。
ヨーグルトのイメージが強いチチヤスですが、実は牛乳も手掛けています。
コクがあるのにさらっとした味わいで飲みやすいと人気。
程よい甘みで口当たりもいいので、牛乳が苦手という方にもおすすめです。
保存期間も長いので、まとめ買いできるのも魅力的ですよね。
(4)森永乳業「森永乳業 北海道3.6牛乳 十勝浦幌発」
定価(税込) | 6,600円 |
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内容量 | 1000ml×12個 |
加熱方法 | 高温殺菌 |
森永乳業の「森永乳業 北海道3.6牛乳 十勝浦幌発」は、常温保存が可能なロングライフ牛乳。
森永乳業は、日本を代表する乳業メーカーとして知られており、市場でも高いシェアを占めています。
こちらの牛乳は、北海道の自然が育てた良質な生乳を100%使用しており、まろやかでコクのある味わいが特徴的。
その濃厚な味わいから、ヨーグルト作りに使用する人も多いとか。
普段飲んでいる牛乳に物足りなさを感じている人は、一度コチラの商品を試してみてはいかがでしょうか。
※ロングライフ牛乳とは、賞味期限が長く常温保存が可能な牛乳。
(5)白木牧場「特別牛乳」
定価(税込) | 1,650円 |
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内容量 | 750ml×2本 |
加熱方法 | 低温殺菌 |
2013年に開催された「ご当地牛乳グランプリ」で金賞を受賞した、白木牧場の「特別牛乳」。
白木牧場は、九州で唯一、搾りたての牛乳を殺菌せずに使用。そのまま飲んでも安心・安全であると厚生労働省の許可を受けた「特別牛乳」を生産しています。
特別牛乳と言われるだけあって、日が経つにつれて上部にクリーム層ができるほど濃厚な仕上がりに。
自然からでた甘さがしつこくないので、ゴクゴク飲めちゃいます。
カルシウムやビタミンなども豊富なので、育ち盛りの子どもや、ご年配の方にもおすすめです。
(6)らくのうマザーズ「大阿蘇牛乳」
定価(税込) | 3,240円 |
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内容量 | 200ml×24個 |
加熱方法 | ー |
くまモンが印刷されたパッケージが特徴的な、らくのうマザーズの「大阿蘇牛乳」。
らくのうマザーズは、環境づくりから酪農を支えており、そのこだわりが風味豊かな牛乳を生み出しています。
大阿蘇牛乳は、自然豊かな熊本の阿蘇山麓の生乳を使用した、成分無調整牛乳。
甘くて濃厚な味わいですが、後味がスッキリしているので飲みやすいですよ。
普段飲んでいるコーヒーや紅茶に牛乳を入れて、アレンジを楽しむのもいいですね。
(7)宇野牧場「最高峰の牛乳」
定価(税込) | 2,052円 |
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内容量 | 900ml |
加熱方法 | ー |
宇野牧場史上、最高と評される「最高峰の牛乳」。
宇野牧場は、有機飼料・有機畜産物・有機加工品の3つの分野で認証を取得。
化学肥料や化学薬品は一切使用せず、牧草のみを餌とした”オーガニックグラスフェッド”という方法を採用しています。
「最高峰の牛乳」を、口に含んだ瞬間に感じる、ミルクの柔らかさとクリーミーさに驚くはずです。
濃厚でしっかりとした甘みもあるのに、後味が爽やかなので口の中に残ることがありません。
日本一美味しい牛乳と高い評価を得ている牛乳を、一度は飲んで味わってみたいですね。
(8)阿部牧場「ASOMILK」
価格(税込) | 2,980円 |
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内容量 | 800ml×2本 |
加熱方法 | 低温殺菌 |
2013年の国際味覚審査機構で、最高峰の三ツ星を受賞した「ASOMILK」。
阿部牧場では、健康な牛を育てるため大草原に放牧し、飲み水は阿蘇の地下水、エサは牧草を食べ放題で、牛たちのリズムを大切にしています。
「搾りたてをそのままのおいしさでお届けしたい」という思いから、搾乳から2時間で牛乳が瓶に入れられます。
低温殺菌なので自然な甘さがあり、搾りたてのおいしさがそのまま詰まったミルクです。
牧場から直送されるので、新鮮な牛乳をお取り寄せしたい人におすすめです。
(9)なかほら牧場「なかほら牧場牛乳」
定価(税込) | 1,188円 |
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内容量 | 500ml |
加熱方法 | 低温殺菌 |
時間が経てばたつほど旨味が増す、「なかほら牧場牛乳」。
なかほら牧場では、不要な飼料は一切与えない”グラスフェッド”飼育方法を徹底しています。
わずかに黄みを帯びたミルクは、牧草のみを食べている牛の乳という証拠。
生クリームを思わせるような甘みと香りで、飲みごたえのある濃厚さが特徴的です。
高級牛乳の中でも定番ブランドで生産された牛乳なので、知名度が高く、どなたに贈ってもおすすめですよ。
(10)蒜山ジャージー「蒜山ジャージー牛乳プレミアム 1000ml」
定価(税込) | 538円 |
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内容量 | 1000ml |
加熱方法 | 高温殺菌 |
高級感のあるパッケージの「蒜山ジャージー牛乳プレミアム 1000ml」は、生乳を100%使用した成分無調整のプレミアムな牛乳です。
コクがありながらもすっきりとした後味で、そのままは飲むのはもちろん、ミルクティーに使用することで生乳の濃厚な味わいを堪能できますよ。
高級牛乳で大人贅沢なひとときを味わおう
今回は、おすすめのお取り寄せの牛乳を10選ご紹介しましたが、いかがでしたか。
一言に牛乳と言っても様々な種類があり、どれを選べばいいか迷う方もいるのではないでしょうか。
牛乳は乳脂肪分の量や加熱方法によって味が変わってくるので、成分や味わいにこだわることで自分好みの牛乳に出会いやすくなりますよ。
また、そのまま飲むのも美味しい牛乳ですが、お菓子作りやヨーグルトづくり、コーヒーや紅茶に入れるなどアレンジして楽しめるのも魅力的です。
ぜひ、記事を参考にして、自分に合った牛乳を探してみてくださいね。
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