手動コーヒーミルは、こだわりのコーヒーを淹れるために欠かせないアイテム。
とくに高級手動コーヒーミルは、高い性能やおしゃれなデザイン、そして優れた耐久性を兼ね備えています。豆本来の風味を引き立て、特別な1杯を作り出してくれるでしょう。
この記事では、高級手動コーヒーミルの選び方とおすすめ10選をご紹介します。
手動ならではの手応えを感じながら、自分好みのコーヒーを淹れてみませんか?
高級な手動コーヒーミルの魅力とは?
(1)豆が均一に挽けるから雑味のないコーヒーになる
高級手動コーヒーミルの大きな魅力は、豆が均一に挽けることです。
コーヒーの風味は、豆の挽き方が大きく影響します。挽き目が不均一だと、抽出のときに一部が過抽出されたり、逆に一部が未抽出のままとなったりして味がぼやけてしまうのです。
その点、高級手動コーヒーミルは挽き目が均一になりやすく、雑味のないおいしいコーヒーを淹れられます。
コーヒーのおいしさを最大限に楽しみたいときは、高級手動コーヒーミルがおすすめです。
(2)手でゴリゴリと豆を挽く感覚が楽しめる
手で豆を挽く独特な感覚を楽しめる点も、手動コーヒーミルの魅力のひとつです。自分でハンドルを回し、豆をゴリゴリと挽く感触はなんとも心地よく、一度体験するとクセになりますよ。
さらに挽くスピードや力加減を調整して、自分好みのコーヒーを作り上げられるのもうれしいポイントです。
コーヒー豆が挽かれていく音と香りを楽しみながら、ゆったりと流れる贅沢な時間を過ごしましょう。
(3)コンパクトだからアウトドアでも挽きたてコーヒーが飲める
多くの手動コーヒーミルはコンパクトで、持ち運びやすいのも魅力的です。
自宅はもちろん、キャンプやハイキング、旅行などのアウトドアでも活躍しますよ。いつでもどこでも新鮮なコーヒー豆を挽いて、香り高いコーヒーを楽しめるのです。
コンパクトな手動コーヒーミルの使い勝手のよさは、コーヒー愛好家にとってはうれしいポイント。1杯の挽きたてのコーヒーが、自然のなかで過ごす時間をより一層豊かにしてくれるでしょう。
高級手動コーヒーミルの選び方4つ
ここでは、高級手動コーヒーミルの選び方を4つご紹介します。
(1)よりおいしく豆を挽ける「ステンレス刃」がおすすめ
コーヒー豆を挽くための刃の素材は、コーヒーの味わいに直結する重要な要素です。
刃の種類は「ステンレス刃」と「セラミック刃」があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ステンレス刃 | ・切れ味がよく豆が挽きやすい ・微粉(雑味の原因になる細かな粉)が出にくい | ・豆に素材のにおいが移りやすい ・摩擦熱が発生しやすい ・経年劣化しやすい |
セラミック刃 | ・豆に素材のにおいがつかない ・お手入れがしやすい ・摩擦熱が発生しにくい ・経年劣化しにくい | ・ステンレス刃より切れ味が劣る ・落とすと割れるおそれがある ・微粉がでやすい |
ステンレス刃はセラミック刃よりも豆が挽きやすく、均一な挽き目を作り出せます。雑味の原因になる微粉も出にくいため、クリアな味わいのコーヒーを淹れられるでしょう。
よりおいしくコーヒー豆を挽きたいときは、「ステンレス刃」のコーヒーミルがおすすめです。
(2)豆の「挽き目」を細かく調整できるコーヒーミルを選ぼう
豆の挽き目は、コーヒーの風味を決める大切な要素です。
コーヒー豆は、挽き目が細かいほど苦みやコクが強くなり、反対に挽き目が粗いほど酸味の強いさっぱりとした味になります。
コーヒー豆のおいしさを最大限引き出すには、挽き目を細かく微調整ができるコーヒーミルが最適です。
粗く挽いたり細かく挽いたり試行錯誤しながら、自分好みの理想的な挽き具合を見つけましょう。
(3)一度に挽ける豆の量を確認しよう
手動コーヒーミルを選ぶときは、一度に挽ける豆の量もチェックしておきましょう。容量はミルによってさまざまで、自分の使い方にあったサイズを選ぶことが大切です。
さらにドリップコーヒーとエスプレッソでも、必要なコーヒー豆の量が異なります。コーヒーの抽出方法や普段飲む量にあわせて、使いやすいコーヒーミルを見つけてくださいね。
コーヒーの量 | 必要なコーヒー豆の量 | |
---|---|---|
ドリップコーヒー 1杯分の目安 | 120~150cc | 10~13g |
ドリップコーヒー 2杯分の目安 | 240~300cc | 16~20g |
エスプレッソ (シングル)の目安 | 25~30cc | 7~10g |
エスプレッソ (ダブル)の目安 | 50~60cc | 16~20g |
(4)持ち運ぶなら「重さ」と「折りたたみハンドル」にも注目
手動コーヒーミルを持ち運ぶなら、その重さや折りたたみハンドルにも注目しましょう。
重量は、軽ければ軽いほど持ち運びが楽になります。さらにハンドルが折りたためるタイプを選べば、収納時にもスペースをとりません。アウトドアや旅行にも手軽に持っていけますよ。
日常的にコーヒーミルを持ち運ぶ人は、軽くて収納しやすいアイテムを選んでみてください。
高級手動コーヒーミルのおすすめ10選
ここからは、高級手動コーヒーミルのおすすめ10選をご紹介します。
(1)コマンダンテ「C40 MK4」
価格(税込) | 51,890円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約40g |
本体の重さ | 約629g |
ドイツの最高級手動コーヒーミル、COMANDANTE(コマンダンテ)「C40 MK4」は、究極のハンドミルと称されるアイテムです。
最大の特徴は、他に類を見ないほどの性能の高さ。鋭い切れ味のニトロ・ブレードにより、コーヒー豆を驚くほど均一に挽けるのです。
挽き目の微調整も可能で、極細挽きから粗挽きまで細かく変えられます。雑味の原因になる微粉も少なく、コーヒーのおいしさを最大限引き出しますよ。
コーヒー愛好家が一度はあこがれる最高峰のアイテムをぜひお試しください。
(2)1Zpresso「K-Ultra」
価格(税込) | 37,555円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約35~40g |
本体の重さ | 約700g |
1Zpresso(イージープレッソ)「K-Ultra」は、機能美にあふれた手動コーヒーミルです。
丸みを帯びた本体は人間工学に基づいてデザインされており、手に持つとしっくりとなじみます。ハンドルは折りたたみ可能で、どこでも手軽に持ち歩けるのが魅力的です。
さらに七枚円錐(えんすい)形の金属刃を搭載しており、豆をしっかり均一に挽いてくれます。挽き目の微調整も可能で、自分好みのコーヒーを追求できますよ。
見た目もよく、性能面にも優れている手動コーヒーミルをお求めの人におすすめです。
(3)1Zpresso「X-Pro S」
価格(税込) | 24,505円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約35~40g |
本体の重さ | 約778g |
おいしいエスプレッソを楽しみたいのなら、1Zpresso(イージープレッソ)「X-Pro S」がおすすめです。
このコーヒーミルの大きな特徴は、挽き目を細かく微調整できること。1クリックあたり0.0125mmという細かさで、コーヒー豆を理想的に粉砕できます。ドリップコーヒーはもちろん、とくにエスプレッソをおいしく淹れられますよ。
細かい挽き目でもハンドルがスムーズに回るので、使い勝手も抜群。こだわりのエスプレッソを淹れたい人にぴったりです。
(4)1Zpresso「Q2 S」
価格(税込) | 15,805円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約15~20g |
本体の重さ | 約465g |
コンパクトで使い勝手のよい手動コーヒーミルを探している人には、1Zpresso(イージープレッソ)「Q2 S」がぴったりです。
このコーヒーミルは、重さ500gにも満たないコンパクトさが特長。とても軽くコンパクトでバッグに入れてもかさばらないので、キャンプや旅行にも気軽に持っていけます。
サイズは小さくても性能やデザインは高品質。丈夫なステンレス刃で豆を均一に挽けますし、挽き目の微調整も可能です。
自宅はもちろんアウトドアにも持ち出して、淹れたてのコーヒーをお楽しみください。
(5)タイムモア「Xlite」
価格(税込) | 27,580円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約30g |
本体の重さ | 約600g |
TIMEMORE(タイムモア)「Xlite」は、高精度な豆挽きができる手動コーヒーミルです。
特許取得済のステンレス臼刃(うすば)が、コーヒー豆を均一にしっかりと粉砕します。誰でも手軽に、プロが淹れたようなおいしいコーヒーを楽しめますよ。
シンプルなアルミボディは高級感が漂い、キッチンに置いておくだけでもおしゃれ。使うたびに楽しくなるような、特別なコーヒーミルを探している人におすすめです。
(6)タイムモア「C3 MAX PRO」
価格(税込) | 14,260円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約25g |
本体の重さ | 約470g |
TIMEMORE(タイムモア)「C3 MAX PRO」は、折りたたみ式ハンドルが採用された持ち運びしやすいコーヒーミルです。キャンプや旅行など、さまざまな場所で挽きたてのコーヒーが味わえますよ。
さらに丈夫なステンレス臼刃(うすば)が、均一な挽き目を安定して作り出します。微粉も発生しにくいため、雑味のないクリアなコーヒーを淹れられるでしょう。
分解しやすくお手入れが簡単なのもうれしいポイント。アウトドアでコーヒーを楽しみたい人にぴったりのアイテムです。
(7)タイムモア「Nano」
価格(税込) | 19,200円 |
刃の材質 | ステンレス |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | 約15g |
本体の重さ | – |
TIMEMORE(タイムモア)「Nano」は、手のひらにおさまるコンパクトサイズのコーヒーミルです。
ポケットに入れて持ち運び可能で、使い勝手は抜群。小さいながらも機能性は十分で、豆をゴリゴリとスムーズに挽けますよ。
一度に1〜2杯分のコーヒーを淹れられるため、登山中やオフィスでの休憩時間にも最適です。
洗練されたデザインとコンパクトなサイズ感は、贈り物にもぴったり。コーヒー愛好家への素敵なプレゼントになるでしょう。
(8)ザッセンハウス「ラパス」
価格(税込) | 14,418円 |
刃の材質 | 硬質特殊鋼製 |
挽き目調整 | 極細挽き~粗挽きまで対応 |
一度に挽ける豆の量 | ホッパー:約60g 引き出し:約40g |
本体の重さ | 約1100g |
1867年創業のドイツの老舗ブランド、ZASSENHAUS(ザッセンハウス)が手がける「La Paz(ラパス)」は、アンティークの雰囲気あふれる高級手動コーヒーミルです。
本体はしっかりとした重みがあり、コーヒー豆を安定して挽けます。挽き目の調整も可能で、エスプレッソ向きのきめ細やかな粉も作り出せますよ。
ボディには天然のブナ材を使用。あたたかみのあるクラシカルなデザインは、インテリアとして飾ってもおしゃれです。
歴史を感じる手動コーヒーミルで、ゆっくりと豆を挽く贅沢な時間を過ごしましょう。
(9)プジョー「ノスタルジー コーヒーミル」
価格(税込) | 27,500円 |
刃の材質 | 鉄 |
挽き目調整 | 細挽き・粗挽きの調節可能 |
一度に挽ける豆の量 | 約26g |
本体の重さ | 約950g |
PEUGEOT(プジョー)の「ノスタルジー」は、伝統的なドーム型のコーヒーミルです。
安定感のある作りのためコーヒー豆が挽きやすく、さらに二枚の刃を搭載しているため豆が均一に挽けます。
挽き目の調節も可能で、極細挽きから粗挽きまで対応しています。自分好みのコーヒーを追求したい人にはぴったりです。
手になじむハンドルをゆっくり回しながら、豆を挽く感覚を楽しみたい人におすすめの一品です。
(10)カリタ「ダイヤミルN」
価格(税込) | 27,500円 |
刃の材質 | 硬質鋳鉄 |
挽き目調整 | 細挽き・粗挽きの調節可能 |
一度に挽ける豆の量 | ホッパー:約50g 粉受け:約60g |
本体の重さ | 約3700g |
Kalita(カリタ)の「ダイヤミルN」は、抜群の安定感を誇るクラシカルな手動コーヒーミルです。
ずっしりとした重厚感があり、コーヒー豆を力強く粉砕します。横のハンドルをゆっくりと回せば、ゴリゴリと豆が挽かれていく感覚を楽しめますよ。
ホッパーや粉受けの容量が大きく、一度に挽ける豆の量が多いのも魅力のひとつです。
高級感のあるアンティーク調のデザインは、インテリアとしても最適。一生もののコーヒーミルをお探しの人におすすめのアイテムです。
高級手動コーヒーミルの比較一覧
商品画像 | 価格(税込) | 刃の材質 | 挽き目調整 | 一度に挽ける豆の量 | 本体の重さ | |
---|---|---|---|---|---|---|
コマンダンテ 「C40 MK4」 | 51,890円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約40g | 約629g | |
1Zpresso 「K-Ultra」 | 37,555円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約35~40g | 約700g | |
1Zpresso 「X-Pro S」 | 24,505円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約35~40g | 約778g | |
1Zpresso 「Q2 S」 | 15,805円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約15~20g | 約465g | |
タイムモア 「Xlite」 | 27,580円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約30g | 約600g | |
タイムモア 「C3 MAX PRO」 | 14,260円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約25g | 約470g | |
タイムモア 「Nano」 | 19,200円 | ステンレス | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | 約15g | – | |
ザッセンハウス 「ラパス」 | 14,418円 | 硬質特殊鋼製 | 極細挽き~粗挽 きまで対応 | ホッパー:約60g 引き出し:約40g | 約1100g | |
プジョー 「ノスタルジー コーヒーミル」 | 27,500円 | 鉄 | 細挽き・粗挽き の調節可能 | 約26g | 約950g | |
カリタ 「ダイヤミルN」 | 27,500円 | 硬質鋳鉄 | 細挽き・粗挽き の調節可能 | ホッパー:約50g 粉受け:約60g | 約3700g |
高級手動コーヒーミルでより香り高くおいしいコーヒーを楽しもう
高級手動コーヒーミルは、高精度な挽き具合と洗礼されたデザインが魅力のアイテムです。
ゆっくり丁寧に挽けば、コーヒーのおいしさを最大限引き出せるでしょう。挽き目を調整しながら、自分好みのコーヒーを探せるのも魅力的です。
ぜひお気に入りの手動コーヒーミルを手に入れて、豊かでおいしいコーヒータイムを過ごしてくださいね。
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