お気に入りのティーポットがあるだけで、いつものお茶時間がぐっと特別なものに変わります。
中でも高級ティーポットは、見た目の美しさだけでなく、素材や機能性にもこだわった上質な逸品ぞろい。
本記事では、高級ティーポットの選び方と国内外のおすすめ商品を紹介します。
Bodum(ボダム)
「アッサム ティープレス」

北欧デンマーク発、シンプルで洗練されたデザインと高い機能性が魅力のティーポット。緑茶・紅茶・ハーブティーなどさまざまな茶葉に対応しています。
耐熱ガラス製の本体とステンレスフィルターを採用し、茶葉の香りや色彩を楽しめるのも特長。
プレス式の構造により、抽出後の茶葉の過抽出を防ぎます。
- 高級ティーポットと普通のティーポットの違い
- 高級ティーポットの選び方5つ
- 高級ティーポットのおすすめ10選
- (1)ロイヤルコペンハーゲン「ブルーフルーテッドハーフレース ティーポット L 1017209」
- (2)HEREND(ヘレンド)「プティットローズ ティーポット」
- (3)ノリタケ「ヨシノ YOSHINO ティーポット」
- (4)ウェッジウッド「ワイルド ストロベリー ティーポット S」
- (5)クラフト・ユー「まんまるポット 1L」
- (6)早川シルバー「ローズティーポット 2人用 クリアライト変色防止加工」
- (7)studio m’(スタジオエム)「ルースン ポット」
- (8)ICHENDORF(イッケンドルフ)「PIUMA ピューマ ティーポット 700ml」
- (9)Bodum(ボダム)「アッサム ティープレス」
- (10)KEYUCA(ケユカ)「【萩焼】丸ポット」
- 高級ティーポットでティータイムをもっと特別に
- ティーウェアやお茶のおすすめ商品もチェック
高級ティーポットと普通のティーポットの違い

高級ティーポットは、素材・機能性・デザインのすべてにおいて上質です。南部鉄器や有田焼、耐熱ガラスなど、見た目の美しさだけでなく、保温性や注ぎやすさからも感じ取れるでしょう。
また、手になじむ持ち手や湯切れのよい注ぎ口など、細部の仕上げにもこだわりがあります。一方、普通のティーポットは価格が手頃で実用性はあるものの、保温力や耐久性には差が出やすく、長く使うにはやや不向きです。
贈り物や日々のティータイムを大切にしたい方には、高級ティーポットの上質な使用感が満足感を高めてくれますよ。
高級ティーポットの選び方5つ
ここでは、高級ティーポットの選び方を5つご紹介します。
(1)ポットの材質で選ぶ

高級ティーポットは、材質によって見た目や使い心地、保温性が大きく異なります。
以下の特徴を参考に、自分に合った素材を選びましょう。
素材 | 特徴 |
---|---|
ガラス (耐熱ガラス) | ・透明で中が見える ・茶葉の開き具合や色の変化を楽しめる ・価格は比較的リーズナブル〜中価格帯 ・デザイン性の高いものはギフトにも◎ |
磁器 (ポーセリンおよび ボーンチャイナ) | ・なめらかな白磁が美しく高級感がある ・保温性に優れる素材 ・絵付けや金彩など装飾性が高いものが多い ・価格帯は中〜高価格帯 ・ギフトや来客用にも人気 |
金属 (ステンレス・銀・ ホーロー等) | ・非常に丈夫で保温性に優れた素材 ・ステンレスやホーローは実用性が高く 日常使いにおすすめ ・銀製は装飾性と格式を備えた高級品 ・価格帯はステンレス・ホーローで中価格帯 ・銀製は高価格帯 |
素材ごとの特徴を知ることで、使い方や好みに合ったティーポットが見つかります。華やかさを重視するなら磁器、実用性なら金属、視覚的に楽しみたいならガラスがおすすめです。目的に応じて選べば、日々のお茶時間がより豊かになります。
(2)デザインや見た目で選ぶ

高級ティーポットは機能性だけでなく、見た目の美しさも選ぶ楽しさのひとつ。テーブルを彩るアイテムとして、好みに合ったデザインを選びましょう。
- クラシック系:優雅な曲線や繊細な絵付けが魅力。来客用や特別なシーンにぴったり。
- モダン・シンプル系:無地や直線的なフォルムで、日常使いしやすく、インテリアにもなじみやすい。
- 素材の風合いを生かしたデザイン:南部鉄器や陶器など、使うほどに味が出る質感も魅力。
見た目の印象は毎日目にするものだからこそ大切。見た目にもこだわって、心がときめくティーポットを取り入れてみてはいかがでしょうか。
(3)形状や機能の使いやすさで選ぶ

高級ティーポットを選ぶときは、見た目だけでなく「使いやすさ」も大切なポイント。毎日のように使うものだからこそ、細かな工夫がストレスのないお茶時間につながります。
ポイント | 選び方のポイント |
---|---|
注ぎ口(スパウト) の形状 | ・細いと注ぐ量を調整しやすい ・太いと一度にたくさん注げる ・液だれしにくいかも重要なポイント |
取っ手や 本体の形状 | ・大きめの取っ手は握りやすい ・軽くてバランスのいい形が疲れにくい ・手に自然になじむかをチェックする |
口径(開口部)と 茶こしの有無 | ・口が広いと茶葉を入れやすく、洗いやすい ・狭い口は保温性が良いが洗浄しにくい ・茶こし付きなら、手間が少なく便利 |
ポットは毎日使う道具だからこそ、少しの不便さが積み重なるとストレスになります。見た目の好みに加え、実際の使いやすさにも目を向けて選ぶのが満足感を高めるポイントです。
(4)適切な容量を選ぶ

ティーポットは、使う人数に合わせて適した容量を選ぶことが大切です。1~2人で使うなら約300mL前後、3~5人なら約600mLが目安。6人以上の集まりには1L(1000mL)以上の大きめサイズが向いています。
容量が小さいと何度も淹れ直す手間がかかり、大きすぎるとお茶が余って冷めやすくなってしまいます。日常使いか来客用かなど、使用シーンを想定しながら選ぶことで、無駄のない使いやすさを実感できるでしょう。
使用人数 | 容量の目安 |
---|---|
1~2人(少人数) | 約300mL前後 |
3~5人(中人数) | 約600mL程度 |
6人以上(大人数) | 1L(1000mL)以上 |
飲む人数や使うシーンによって、ちょうどいい容量は変わります。大きすぎても小さすぎても不便なので、日常使いと来客用で使い分けるのもおすすめです。
(5)ブランドや産地に注目する

高級ティーポットを選ぶうえで、どこで作られているか、どんなブランドが手がけているかは重要な判断材料です。
長い歴史を持つブランドや、産地の技術が息づく製品は、品質や使い心地に信頼感があります。
また、デザインや素材のこだわりもブランドごとに異なり、選ぶ楽しさのひとつでもありますよ。
普段使いを意識するのか、特別な場で使いたいのかによっても相性は変わるので、ぜひ自分のスタイルに合った一品を探してみてください。
- 香蘭社:
有田焼の老舗メーカー長い歴史と高い技術力で知られている - 白山陶器:
波佐見焼をベースにしたモダンなデザイン。日常使いしやすい器が揃う - 西山窯:
美濃焼の窯元で、高品質な磁器を展開。伝統と機能性を両立
- イギリス:ウェッジウッド
ボーンチャイナの代表格。格式と上品さが魅力 - ドイツ:マイセン
世界最古の磁器ブランド。芸術性の高い絵付けが特長 - デンマーク:ロイヤルコペンハーゲン
青の絵柄が印象的。北欧らしい上品なデザイン
どのブランドにも長い歴史と独自の美意識があり、ティータイムを特別なひとときに演出してくれます。
高級ティーポットのおすすめ10選
ここからは、高級ティーポットのおすすめ10選をご紹介します。
- ロイヤルコペンハーゲン「ブルーフルーテッドハーフレース ティーポット L 1017209」
- HEREND(ヘレンド)「プティットローズ ティーポット」
- ノリタケ「ヨシノ YOSHINO ティーポット」
- ウェッジウッド「ワイルド ストロベリー ティーポット S」
- クラフト・ユー「まんまるポット 1L」
- 早川シルバー「ローズティーポット 2人用 クリアライト変色防止加工」
- studio m’(スタジオエム)「ルースン ポット」
- ICHENDORF(イッケンドルフ)「PIUMA ピューマ ティーポット 700ml」
- Bodum(ボダム)「アッサム ティープレス」
- KEYUCA(ケユカ)「【萩焼】丸ポット」
(1)ロイヤルコペンハーゲン「ブルーフルーテッドハーフレース ティーポット L 1017209」


参考価格(税込) | 61,600円 |
容量 | 1000ml |
サイズ | 横:15cm 高さ:23.5cm |
材質 | ポーセリン |
生産国 | タイ |
付属品 | ₋ |
ロイヤル コペンハーゲンの「ブルーフルーテッド ハーフレース ティーポット L」は、手描きの繊細なレース模様が美しい、伝統と気品が息づく逸品です。蓋には可愛らしいカタツムリの貝の装飾があしらわれ、ディテールにも遊び心と芸術性が感じられます。
容量は約1Lとたっぷり入るサイズで、来客時や家族でのティータイムにもおすすめ。注ぎ口の内側には茶こし穴が付いており、機能性も兼ね備えています。
電子レンジや食洗機にも対応しており、見た目の美しさと実用性を両立。格式あるデザインを日常で楽しめる、永く愛される名作です。
(2)HEREND(ヘレンド)「プティットローズ ティーポット」


参考価格(税込) | 47,800円 |
容量 | 800ml |
サイズ | 高さ14cm 幅20.5cm |
材質 | 陶磁器 |
生産国 | ハンガリー |
付属品 | 無地ギフトBOX |
ヘレンドの「プティットローズ ティーポット」は、小ぶりなバラの絵柄が可憐に咲く、優美で愛らしい逸品です。
白磁の上に手描きであしらわれた淡いピンクのバラとグリーンの葉が織りなす繊細なデザインは、見る人の心を和ませ、ティータイムを上品に彩ってくれます。モチーフには愛の象徴としての意味も込められており、大切な方へのギフトにもおすすめです。
熟練の職人による絵付けはひとつひとつ表情が異なり、手仕事の温かみが感じられます。華やかさと上品さを兼ね備えたこのポットは、特別な時間を優雅に演出してくれるでしょう。
(3)ノリタケ「ヨシノ YOSHINO ティーポット」


参考価格(税込) | 33,000円 |
容量 | 約885ml(満水) |
サイズ | 胴径:約12.3cm 長径(取っ手含):約24.6cm 高さ:約13.9cm |
材質 | ボーンチャイナ |
生産国 | JAPAN |
付属品 | ₋ |
ノリタケの「ヨシノ ティーポット」は、日本の桜と東洋の唐草文様が融合した、和と洋の美が調和するエレガントな一品です。
桜の名所・吉野山にちなんだデザインは、やさしい花々の彩りと繊細な金彩がボーンチャイナの白磁に美しく映え、食卓を格調高く彩ります。容量は約885mlとたっぷり入り、来客時や家族でのティータイムにもぴったり。
持ち手や注ぎ口の設計も上品かつ実用的で、気負わず使える日常のラグジュアリーを実現しています。長く愛されるノリタケならではの品格と、日本らしい雅な趣を楽しめるティーポットです。
(4)ウェッジウッド「ワイルド ストロベリー ティーポット S」


参考価格(税込) | 33,000円 |
容量 | 600ml |
サイズ | 口径8.5×横幅23.5×奥行き16×高さ13.5cm |
材質 | ファイン ボーン チャイナ |
生産国 | ₋ |
付属品 | WEDGWOOD化粧箱 |
ウェッジウッドの「ワイルド ストロベリー ティーポット S」は、可憐な野いちごと花々が描かれた愛らしいデザインで、世界中で長く愛され続ける人気シリーズです。
繊細な金彩があしらわれたファインボーンチャイナ製の本体は、上品で軽やかな印象を与え、ティータイムに華やぎを添えてくれます。600mlのSサイズは2人分にちょうどよく、日常使いにも特別な日のティータイムにも活躍。
どこか懐かしさを感じさせるナチュラルな絵柄は、使うたびに心を癒し、贈り物にもおすすめです。
(5)クラフト・ユー「まんまるポット 1L」


参考価格(税込) | 17,600円 |
容量 | 約900mL |
サイズ | W160×D135×H233 |
材質 | 耐熱ガラス(硼珪酸ガラス) |
生産国 | 日本 |
付属品 | ₋ |
クラフト・ユーの「まんまるポット 1L」は、吹きガラスで丁寧に仕上げられた、やさしい丸みが魅力の耐熱ティーポットです。
透明感のあるガラスに真鍮の持ち手がアクセントとなり、和洋どちらの食卓にも美しくなじみます。中の茶葉が舞う様子を眺めながらお茶を淹れる時間は、日常の中にほっとした癒しをもたらしてくれます。
約1リットルの容量で来客時にもぴったり。紅茶やハーブティーはもちろん、工芸茶など見た目も楽しめるお茶にぴったりです。シンプルながら温かみのあるデザインで、長く愛用したくなる手仕事の逸品ですよ。
(6)早川シルバー「ローズティーポット 2人用 クリアライト変色防止加工」


参考価格(税込) | 29,700円 |
容量 | 420cc |
サイズ | 200x100x115(mm) |
材質 | 黄銅+銀メッキ |
生産国 | 日本 |
付属品 | ₋ |
早川シルバーの「ローズティーポット」は、銀器ならではの上品な輝きと、蓋にあしらわれた薔薇の装飾が優雅な印象を与える2人用のティーポットです。約400ccの容量で、少人数のティータイムにぴったりなサイズ感。
最大の特徴は、銀特有の変色を防ぐ「クリアライトシルバー加工」が施されている点で、手間のかかるお手入れを気にせず、いつまでも美しい状態を保てます。格式のある銀製ながら日常でも気軽に使える実用性が魅力で、記念日やギフトにもおすすめ。
使うたびに特別な気分を味わえる、現代の暮らしに寄り添う優雅な一品です。
(7)studio m’(スタジオエム)「ルースン ポット」


参考価格(税込) | 6,490円 |
容量 | ₋ |
サイズ | W168×D117×H95×L400mm |
材質 | 磁器/色マット釉/還元 |
生産国 | 日本製 |
付属品 | ‐ |
スタジオエムの「ルースン ポット」は、和洋を問わず使える素朴でやさしいデザインが魅力のティーポットです。
広めの口径とゆとりある胴体設計により、茶葉がしっかりジャンピングし、お茶の旨みをしっかりと引き出せる構造になっています。
蓋受けまで広がった形状は茶殻が捨てやすく、隅々まで洗いやすいのも日常使いにうれしいポイント。磁器製で電子レンジ・食洗機にも対応しており、気軽に扱えるのに見た目は丁寧な暮らしを感じさせてくれます。
やわらかなマットカラーが食卓に自然となじみ、毎日のお茶の時間を心地よく支えてくれる一品です。
(8)ICHENDORF(イッケンドルフ)「PIUMA ピューマ ティーポット 700ml」


参考価格(税込) | 7,150円 |
容量 | 700ml |
サイズ | 直径:10cm 口径:6cm 高さ:14.5cm 幅(取手含)19.5cm |
材質 | ガラス |
生産国 | china(中国) |
付属品 | ブランド化粧箱入 |
イタリアのガラスブランド・イッケンドルフが手がける「PIUMA ピューマ ティーポット」は、驚くほど軽やかで洗練されたデザインが魅力の耐熱ガラスポットです。
700mlの容量は2〜3人分にちょうど良く、透明なボディを通して茶葉の開く様子を楽しめるため、視覚でも味わいを深められます。蓋からフィルターまですべてガラス製で、金属臭がなく紅茶やハーブティー本来の風味を損ないません。
余計な装飾をそぎ落としたミニマルな佇まいは、現代的な空間に美しく映え、使うたびに気持ちが整うような一品。感度の高い方へのギフトにもおすすめです。
(9)Bodum(ボダム)「アッサム ティープレス」


参考価格(税込) | 3,740円 |
容量 | 0.5L |
サイズ | 幅15.8x奥行11.7x高さ12.4cm |
材質 | 耐熱ガラス ポリプロピレン ステンレススチール シリコンゴム |
生産国 | ポルトガル |
付属品 | ‐ |
ボダムの「アッサム ティープレス」は、紅茶の抽出を自在にコントロールできる革新的なティーポットです。
フレンチプレス式の構造を採用しており、茶葉の抽出が完了したらプランジャーを押すだけで抽出をストップ。渋みが出過ぎる心配がなく、いつでも好みの濃さでお茶を楽しめます。
耐熱ガラス製の本体はお茶の色合いも楽しめて、匂い移りもしにくく清潔。1Lの大容量なので、家族や来客時にもぴったりです。シンプルで無駄のないデザインと高い機能性を兼ね備え、紅茶を日常的に楽しむ方にうれしい使い勝手の良さが魅力の一品です。
(10)KEYUCA(ケユカ)「【萩焼】丸ポット」


参考価格(税込) | 4,169円 |
容量 | 満水容量=270ml 適正容量=230ml |
サイズ | W15×D9.7×H10cm |
材質 | 本体=陶器、茶こし=18-8ステンレス鋼 |
生産国 | 日本(萩) |
付属品 | ‐ |
KEYUCAの「【萩焼】丸ポット」は、日本の伝統工芸・萩焼のあたたかみを日常に取り入れられる、小ぶりで美しいティーポットです。
淡くにじむ釉薬とやわらかな丸みのあるフォルムが、心落ち着くお茶時間を演出します。使い込むほどに風合いが深まる「萩の七化け」も楽しみのひとつ。
注ぎ口が大きく、茶殻が捨てやすく乾きやすい構造で、お手入れも簡単です。適正容量は約230mlで、一人または二人でゆっくりお茶を楽しむのにぴったりのサイズ感。器とともに時間を育てるような、豊かなひとときを与えてくれる逸品ですよ。
高級ティーポットでティータイムをもっと特別に
高級ティーポットは、見た目の美しさはもちろん、使いやすさや素材の質にも違いが出るアイテムです。
選び方のポイントを押さえたうえで、自分のスタイルに合った一品を選べば、毎日のお茶時間がもっと心豊かになります。
この記事で紹介した10選はどれも信頼のおける逸品ばかり。日々の暮らしに上質なひとときを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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